教会の暦では降誕節第4主日でした。画像は礼拝に奉げられたポインセチア(シクラメンでした)です。いつもありがとうございます。
礼拝では「神から来た者」というタイトルでお話しました。聖書個所は新約聖書・ヨハネによる福音書8章39~47節です。◇「ユダヤ人たち」が「自分たちの父はアブラハムだ」「神が父だ」と主張するのに対し、イエスは「あなたたちは悪魔である父から出た者だ」と語り、彼らが神の約束を受け継ぐ者ではなく、イエスの言葉を信じないことを指摘します。古代の人々は、理解できない災害や病気の原因を悪魔や悪霊の存在に求めていました。ただし、単純に神に敵対するものではなく、悪魔も神の被造物の一つと考えられていました。災害や病気も、神が悪魔を通じて人間に与えるものと信じられていたのです。◇現代では、災害や病気などの原因もある程度以上解明されているため、悪魔の存在を信じる人は少なくなっています。ところで、精神医学の分野では「生まれつき良心を持たない人」が一定数存在するとされているそうです。共感能力が欠如しているため、冷酷な行動や犯罪に及ぶことがあるとされています。必ずしもその多くが悪事を働くわけではなく、社会的に成功する人もいます。しかし、こうした人々は他者を支配したいという欲求が強く、場合によっては相手を陥れたり、人生を破壊するような行為に及ぶこともあると言われます。◇たとえ生まれつき良心を持たず、冷酷な行動をとる人がいるのだとしても、その人自身が望んでそうなったわけではありません。神が創られた存在だと信じます。そのような存在とも共に生きることを、人は神から求められているのかもしれません。ただし、どう共存していくかは大きな課題だと思います。誰も被害を被ることがないように、多くを学び、考え続ける必要があります。
次週は1月25日(日)午前10時30分から降誕節第5主日礼拝。宣教題は「心を柔らかく」です。どなたでも、よかったらぜひどうぞ。

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